
見出し
コインシャワーの設置場所や選び方とは?
コインシャワーは、様々な場所で利用されており、全国の自治体や設計事務所、キャンプ場の運営者から問合せが増えています。
コインシャワーは、運営者にとって「コスト管理の容易さ」「利用者の公平性」「収益の増加」といったメリットがあり、利用者にとっては「適正な料金でシャワーを利用できる」メリットがあります。
また、SDGsなどの環境保護にも貢献するため、今後ますます注目が集まることが予想されます。
設置場所を選定する際には、利用者のニーズや利便性を考慮し、適切な場所に設置することが重要です。
【事例1】キャンプ場

- 利用シーン: キャンプを楽しむ人々が、アウトドア活動後にシャワーを利用するために設置します。
- 利便性: キャンプ場では水源が限られていることが多いため、コインシャワーは通常のシャワーと比べて節水効果もあり、非常に適しています。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
画像 | ![]() | ![]() |
製品 | NS-UFF | D-64MADL |
外形寸法 | W450×D299×H1650 | W500×D250×H1650 |
参考価格 | 約90~100万円 | 約60~80万円 |
【事例2】海の家やプール

- 利用シーン: 海水浴やプール遊びを楽しんだ後に砂や塩分、塩素を洗い流すために設置します。
- 利便性: 利用者が多い夏季などのピークシーズンに特に需要が高まります。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
画像 | ![]() | ![]() |
製品 | NS-UFF | C-55FASD |
外形寸法 | W450×D299×H1650 | W410×D290×H720 |
参考価格 | 約90~100万円 | 約40~60万円 |
【事例3】フィットネスジムや体育館、学生寮

- 利用シーン: スポーツやトレーニング後の汗を流すために設置します。
- 利便性: 運動後にすぐにシャワーを利用できる環境が提供することで、利用者の満足度が向上します。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
画像 | ![]() | ![]() |
製品 | NS-UFF | D-64MADL |
外形寸法 | W450×D299×H1650 | W500×D250×H1650 |
参考価格 | 約90~100万円 | 約60~80万円 |
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
画像 | ![]() | ![]() |
製品 | NS-UFF(身障者タイプ) | P-94MADL-S(身障者タイプ) |
外形寸法 | W450×D299×H1650 | W800×D250×H1650 |
参考価格 | 約90~100万円 | 約80~100万円 |
【事例4】高速道路や道の駅

- 利用シーン: 長距離運転をするトラックドライバーや旅行者が利用します。
- 利便性: 長時間の運転後にリフレッシュするためにシャワーを利用することができます。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
画像 | ![]() | ![]() |
製品 | NS-HOD(更衣室なし) | S-MADLⅡ(更衣室なし) |
外形寸法 | W1130×D1212×H2365~2380 | W920×D1050×H2300 |
参考価格 | 約200~220万円 | 約140~160万円 |
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
画像 | ![]() | ![]() |
製品 | NS-HLD(更衣室あり) | SC-MADLⅡ(更衣室あり) |
外形寸法 | W1120×D2103×H2392~2047 | W1000×D2030×H2400 |
参考価格 | 約250~280万円 | 約230~250万円 |
コインシャワーの価格と設置費用とは?

コインシャワーの設置費用や本体価格は、「基本モデルで約80~140万円」「高級モデルで約180~250万円」です。
コインシャワーの本体価格や設置費用、メンテナンス費用についてご紹介します。
コインシャワー導入の費用
① 本体価格
- 基本モデル: 1台あたり約60〜80万円程度
- 高級モデル: 1台あたり約180〜250万円程度
② 設置費用
- 配管工事:約10〜30万円程度(水道管と排水管の設置や改修工事)
- 電気工事: 約5〜20万円程度(コインメカや温水器のための電気配線工事)
- 給湯設備: 約10〜30万円程度(温水を供給するための給湯器の設置費用)
③ 導入後のメンテンス費用
- メンテナンス契約: 約5〜15万円程度(定期メンテナンスや修理のための契約費用)
- 運送費: 約1〜5万円程度(機器の運送費用)
導入から約1~2年で元が取れます
コインシャワーの最大のメリットは、シャワーの利用料で管理費が削減できる点にあります。
一般的には導入から約1年半~2年で採算が取れる場合がほとんどです。
シャワー利用者が多ければ多いほど利益が出ますので、より短い期間で採算が取れるケースもあります。
【参考事例】
・コインシャワー1台を80万円で導入
・シャワー利用料を1回5分200円で設定
(シャワーの使用時間と料金は、管理者側で調整可能です)
・水道代と電気代を50円と計算、残り150円が利益に
(ガス光熱費が1/4、純利益が3/4になります)
▼収益の流れ

できるだけ導入費用を安く抑えるコツとは?
コインシャワーの導入費用をできるだけ安く抑えるコツは「コインシャワーはお客様で購入、設置やメンテナンスは地場の水道工事業者に依頼する」です。
地場の水道工事業者であれば、現地への交通費は安く済みますし、コインシャワー設置に必要なマニュアルや操作説明書は製品に同梱していますので、それを元に施工作業が可能です。
物価も工賃も高騰が避けられない今こそ、せめて交通費だけでも安く抑える工夫をおすすめします。
コインシャワーのお問合せ事例
これまでにお客様から寄せられたご質問やご相談内容を掲載しています。
コインシャワー導入をご検討中の方や、設置をご希望される方はご参考になさってください。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
【事例1】神奈川県内の自治体
■お問合せ内容
公共施設にコインシャワーを設置したいと考えています。
・屋外に設置し、着替えの前室付きのもの、前室無しのもの
・屋内に設置し、着替えの前室付きのもの、前室無しのもの
それぞれの費用感を教えていただけますと幸いです。
【事例2】愛媛県の不動産会社
■お問合せ内容
外国人の学生寮にコインシャワーを設置を検討しています。
ハードは最も安価なものを2台分で見積りをお願いします。(湯が出るタイプで)
よろしくお願いします。
【事例3】群馬県のキャンプ場運営会社
■お問合せ内容
群馬県●●市でキャンプ場を経営しております。現在2室のコインシャワー(更衣室なしのユニットタイプ)を稼働しておりますが、老朽化に伴い改装を検討しております。
改装に伴い2室増室の計4室にて稼働予定です。
機器の購入~設置を希望しておりますがお見積りを含めたご提案をお願いできますでしょうか。
コインシャワーの見積りはプロにおまかせ
当社(エナソー株式会社)では、お客様のご要望に応じたコインシャワーのご提案をいたします。
※更衣室の有無、温度調整機能の有無、新規導入、既存の入替えなど
また、複数メーカーのコインシャワーを取扱いしておりますので、お気軽にご相談ください。
コイン式水販売機の製品や価格
コイン式水販売機(天然水)
コイン式水販売機(天然水)は、便利に高品質な天然水を提供する自動販売機です。
特に健康志向の高い人々や観光客、アウトドア活動を楽しむ人々に人気があります。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
製品 | NW-WWS-C | HVC-25FASD |
参考価格 | 約50~60万円 | 約70~80万円 |
コイン式水販売機(温泉水)
コイン式水販売機(温泉水)は、温泉地や観光地、健康志向の高いエリアで人気があります。
温泉水を提供し、地域の特産品としての付加価値を提供することができます。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
製品 | NW-WWS-C | HVS-25FASD |
参考価格 | 約50~60万円 | 約80~90万円 |
コイン式水販売機(洗車用)
コイン式水販売機(洗車用)は、セルフ洗車場やガソリンスタンド、車のメンテナンスショップなどでよく見られる便利な設備です。
コインを投入することで、一定量の水を提供し、手軽に洗車を行うことができます。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
製品 | NW-KWS-C | HVSR-25FASD |
参考価格 | 約50~60万円 | 約70~80万円 |
コイン式水販売機(ペット用)
コイン式水販売機(ペット用)は、ペットのためのシャワー提供することができる便利な装置です。
特にペットの飼い主が多く集まる場所やペット施設で人気があります。
メーカー | 株式会社ニド | 日本レオナード |
製品 | NSP-WSH-C | HVSP-25MADL |
参考価格 | お問い合わせください | お問い合わせください |
よくある質問
-
1. 使えるコインは決まっていますか?
-
ほとんどの製品が100円か専用メダルを使用します。どちらで運用するか、事前にご相談ください。
-
2. 使用料金や使用時間は決まっていますか?
-
管理者側/運営者側で決定できます。
コインシャワーの料金は場所や施設によって異なりますが、一般的には以下のような料金設定が見られます。- 高速道路のサービスエリアやパーキングエリアのコインシャワー:5分間で200円から300円程度
- キャンプ場や登山口のコインシャワー:5分間で100円から300円程度
- 公共のスポーツ施設やプールのコインシャワー:3分から5分間で100円から200円程度
-
3. どのようなメンテナンスが必要ですか?
-
日常的なシャワー室内の清掃(壁や床をスポンジで磨く、ヘアキャッチャーに絡まった髪の毛を取り除く)が必要です。
-
4. 償却期間は何年ですか?
-
約6~7年となっています。
-
5. 故障時の対応は?
-
ご購入されたご販売店にご相談ください。
-
6. コインシャワーの営業には許可や申請が必要ですか?
-
コインシャワーの設置および営業に関する条件は、自治体ごと異なりますが、一般的には以下のような条件や手続きを満たす必要があります。
- 許可および届出
営業許可: 地方自治体の公衆浴場や商業施設の営業許可が必要な場合があります。これには保健所や市区町村の申請が含まれます。
消防法規の遵守: 消防法に基づく防火設備の設置や安全基準を満たす必要があります。 - 衛生管理
水質管理: 使用する水の水質検査を定期的に行い、衛生基準を満たすことが求められます。
清掃: 設備の定期的な清掃およびメンテナンスを行うこと。 - 建築基準
建築基準法: 建物や設備が建築基準法に適合していること。
バリアフリー: 多くの自治体ではバリアフリー設計が推奨されており、アクセスしやすい環境の提供が求められます。 - その他の法令
騒音規制: 騒音問題を避けるための対策が必要です。
広告および看板: 広告や看板の設置には一定の規制があり、事前の申請や許可が必要です。 - 保険
責任保険: 利用者の安全を確保するために、万が一の事故に備えた保険に加入しておくことが推奨されます。
【具体的な手続き】
・営業計画の作成: どのようなサービスを提供するか、詳細な計画を立てる。
・申請書類の準備: 必要な許可申請書類を作成し、関係当局に提出する。
・施設の設置および検査: 設備を設置し、法令に基づく検査を受ける。
・営業開始: 許可が下りたら営業を開始する。
- 許可および届出