コインシャワーの価格と設置費用とは?

コインシャワーの設置費用や本体価格は、「基本モデルで約60~120万円」「高級モデルで約180~250万円」です。コインシャワーの本体価格や設置費用、メンテナンス費用についてご紹介します。
配管工事や電気工事など、詳細はお気軽にお問い合わせください。

コインシャワー導入の費用

【総額】本体価格+設置費用+メンテナンス費用

  • 基本モデル: 1台あたり約60〜120万円程度
  • 高級モデル: 1台あたり約180〜250万円以上

① 本体価格

  • 基本モデル: 1台あたりの価格はおおよそ40〜60万円程度です。
  • 高級モデル: 高性能な温度調整機能やデジタル制御が可能なモデルは、1台あたり150〜200万円以上です。

② 設置費用

  • 配管工事: 水道管と排水管の設置や改修が必要で、工事費は約10〜30万円程度です。
  • 電気工事: コインメカや温水器のための電気配線工事が必要で、工事費は約5〜20万円程度です。
  • 給湯設備: 温水を供給するための給湯器の設置費用が加わり、給湯器自体の価格は約10〜30万円程度です。

③ 導入後のメンテンス費用

  • メンテナンス契約: 定期メンテナンスや修理のための契約費用が年額で約5〜15万円程度です。
  • 運送費: 機器の運送費用が別途発生し、約1〜5万円程度です。

約1~2年で採算が取れます

コインシャワーの最大のメリットは、シャワーの利用料で管理費が削減できる点にあります。
一般的には導入から約1年半~2年で採算が取れる場合がほとんどです。

【参考事例】
・コインシャワー1台を50万円で導入
・シャワー利用料を1回5分200円で設定
(水道代と電気代を50円と計算、残り150円が利益に)
・シャワー利用者を1日で15名と仮定(1ヶ月で450名)
・1人当たり150円の利益×1ヶ月450名の利用者×12ヶ月=1年間で81万円の利益
・導入から8ヶ月目で採算が取れるので、今後は純利益として手元に残ります

シャワー利用者が多ければ多いほど利益が出ますので、より短い期間で採算が取れるケースもあります。

1回の利用料金1日の利用人数年間の総収益年間の純利益
200円10人73万円55万円
200円20人146万円110万円
300円10人110万円82万円
300円20人165万円123万円

コインシャワーの設置場所や選び方とは?

コインシャワー(コイン式シャワー)は、様々な場所で利用されており、全国の自治体や設計事務所、キャンプ場の運営者から問合せが増えています。
コインシャワーは、運営者にとって「コスト管理の容易さ」「利用者の公平性」「収益の増加」といったメリットがあり、利用者にとっては「適正な料金でシャワーを利用できる」メリットがあります。また、SDGsなどの環境保護にも貢献するため、今後ますます注目が集まることが予想されます。
設置場所を選定する際には、利用者のニーズや利便性を考慮し、適切な場所に設置することが重要です。

【事例1】キャンプ場

  • 利用シーン: キャンプを楽しむ人々が、アウトドア活動後にシャワーを利用するために設置します。
  • 利便性: キャンプ場では水源が限られていることが多いため、コインシャワーは通常のシャワーと比べて節水効果もあり、非常に適しています。
メーカー株式会社ニド日本レオナード
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製品NS-UFFD-64MADL
外形寸法W450×D299×H1650W500×D250×H1650
参考価格約90~100万円約60~80万円

【事例2】海の家やプール

  • 利用シーン: 海水浴やプール遊びを楽しんだ後に砂や塩分、塩素を洗い流すために設置します。
  • 利便性: 利用者が多い夏季などのピークシーズンに特に需要が高まります。
メーカー株式会社ニド日本レオナード
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製品NS-UFFC-55FASD
外形寸法W450×D299×H1650W410×D290×H720
参考価格約90~100万円約40~60万円

【事例3】フィットネスジムや総合体育館、学生寮

  • 利用シーン: スポーツやトレーニング後の汗を流すために設置します。
  • 利便性: 運動後にすぐにシャワーを利用できる環境が提供することで、利用者の満足度が向上します。
メーカー株式会社ニド日本レオナード
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製品NS-UFFD-64MADL
外形寸法W450×D299×H1650W500×D250×H1650
参考価格約90~100万円約60~80万円
メーカー株式会社ニド日本レオナード
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製品NS-UFF(身障者タイプ)P-94MADL-S(身障者タイプ)
外形寸法W450×D299×H1650W800×D250×H1650
参考価格約90~100万円約80~100万円

【事例4】高速道路のサービスエリア・パーキングエリアや道の駅

  • 利用シーン: 長距離運転をするトラックドライバーや旅行者が利用します。
  • 利便性: 長時間の運転後にリフレッシュするためにシャワーを利用することができます。
メーカー株式会社ニド日本レオナード
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製品NS-HOD(更衣室なし)S-MADLⅡ(更衣室なし)
外形寸法W1130×D1212×H2365~2380W920×D1050×H2300
参考価格約200~220万円約140~160万円
メーカー株式会社ニド日本レオナード
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製品NS-HLD(更衣室あり)SC-MADLⅡ(更衣室あり)
外形寸法W1120×D2103×H2392~2047W1000×D2030×H2400
参考価格約250~280万円約230~250万円

弊社(エナソー株式会社)の強みとは?

販売から設置、メンテナンスまで対応

弊社では、コインシャワーの販売から設置、導入後のメンテナンスまで対応可能です。
コインシャワーの取扱い業者の中には「ウチは販売しかやっていません」「設置やメンテナンス業者はそちらで探してください」と回答されるところもありますが、弊社では協力店と一緒に対応いたしますのでご安心ください。

複数のコインシャワーメーカーを取扱い

弊社では、複数のコインシャワーメーカーを取り扱っています。
「こんな機能があれば良いのに」「色々なメーカーの見積書を比較して検討したい」などのご要望がございましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。

コイン式水販売機の製品や価格

コイン式水販売機(天然水)

コイン式水販売機(天然水)は、便利に高品質な天然水を提供する自動販売機です。
特に健康志向の高い人々や観光客、アウトドア活動を楽しむ人々に人気があります。

メーカー株式会社ニド日本レオナード
製品NW-WWS-CHVC-25FASD
参考価格約50~60万円約70~80万円

コイン式水販売機(温泉水)

コイン式水販売機(温泉水)は、温泉地や観光地、健康志向の高いエリアで人気があります。
温泉水を提供し、地域の特産品としての付加価値を提供することができます。

メーカー株式会社ニド日本レオナード
製品NW-WWS-CHVS-25FASD
参考価格約50~60万円約80~90万円

コイン式水販売機(洗車用)

コイン式水販売機(洗車用)は、セルフ洗車場やガソリンスタンド、車のメンテナンスショップなどでよく見られる便利な設備です。
コインを投入することで、一定量の水を提供し、手軽に洗車を行うことができます。

メーカー株式会社ニド日本レオナード
製品NW-KWS-CHVSR-25FASD
参考価格約50~60万円約70~80万円

コイン式水販売機(ペット用)

コイン式水販売機(ペット用)は、ペットのためのシャワー提供することができる便利な装置です。
特にペットの飼い主が多く集まる場所やペット施設で人気があります。

メーカー株式会社ニド日本レオナード
製品NSP-WSH-CHVSP-25MADL
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よくある質問

1. 使えるコインは決まっていますか?

ほとんどの製品が100円か専用メダルを使用します。どちらで運用するか、事前にご相談ください。

2. 使用料金や使用時間は決まっていますか?

管理者側/運営者側で決定できます。
コインシャワーの料金は場所や施設によって異なりますが、一般的には以下のような料金設定が見られます。

  1. 高速道路のサービスエリアやパーキングエリアのコインシャワー:5分間で200円から300円程度
  2. キャンプ場や登山口のコインシャワー:5分間で100円から300円程度
  3. 公共のスポーツ施設やプールのコインシャワー:3分から5分間で100円から200円程度

3. どのようなメンテナンスが必要ですか?

日常的なシャワー室内の清掃(壁や床をスポンジで磨く、ヘアキャッチャーに絡まった髪の毛を取り除く)が必要です。

4. 償却期間は何年ですか?

約6~7年となっています。

5. 故障時の対応は?

ご購入されたご販売店にご相談ください。

6. コインシャワーの営業には許可や申請が必要ですか?

コインシャワーの設置および営業に関する条件は、自治体ごと異なりますが、一般的には以下のような条件や手続きを満たす必要があります。

  1. 許可および届出
    営業許可: 地方自治体の公衆浴場や商業施設の営業許可が必要な場合があります。これには保健所や市区町村の申請が含まれます。
    消防法規の遵守: 消防法に基づく防火設備の設置や安全基準を満たす必要があります。
  2. 衛生管理
    水質管理: 使用する水の水質検査を定期的に行い、衛生基準を満たすことが求められます。
    清掃: 設備の定期的な清掃およびメンテナンスを行うこと。
  3. 建築基準
    建築基準法: 建物や設備が建築基準法に適合していること。
    バリアフリー: 多くの自治体ではバリアフリー設計が推奨されており、アクセスしやすい環境の提供が求められます。
  4. その他の法令
    騒音規制: 騒音問題を避けるための対策が必要です。
    広告および看板: 広告や看板の設置には一定の規制があり、事前の申請や許可が必要です。
  5. 保険
    責任保険: 利用者の安全を確保するために、万が一の事故に備えた保険に加入しておくことが推奨されます。
    【具体的な手続き】
    ・営業計画の作成: どのようなサービスを提供するか、詳細な計画を立てる。
    ・申請書類の準備: 必要な許可申請書類を作成し、関係当局に提出する。
    ・施設の設置および検査: 設備を設置し、法令に基づく検査を受ける。
    ・営業開始: 許可が下りたら営業を開始する。

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